カウンセリング

当サロンで行っているセッションは、カウンセリングとコーチングをはっきり分けてはいません。

クライアントの状態に合わせて、今どんな手法が適しているかを判断しながらセッションをさせていただいております。

カウンセリングについて

誰かに話を聞いて欲しいから
カウンセリングに

カウンセリングというと「うつ病などの心の病気や、重い悩みをかかえた方が受けるもの」というイメージを持ちやすいかもしれません。

そのため「誰かに話しを聞いてもらいたいという程度のことでカウンセリングルームの扉をたたいてもよいのだろうか」と躊躇してしまう人は意外に多いのではないでしょうか。

ところが、この考えが心の状態を悪くしている原因の一つかも知れないのです。

病気や怪我はひどくすればするほど治るのに時間がかかるので、できるだけ軽い内に治療をしようと思いますよね。実は心のケアも同じなのです。早めにケアすることは、こじらせずに済むということなので、早く気持ちがラクになるということにもなり得ます。

「症状が軽い内にかかりつけのお医者さんに」と同様に「誰かに話しを聞いてほしいからカウンセリングに」というぐらいの気持ちでいたほうが解決への近道かもしれません。

カウンセリングルームまんまで私が行っているカウンセリングは、心の病気の方のケアはもちろんですが、病院にかかるほどではないお悩みや、人間的に成長するためのサポートをしていきます。

コーチングについて

人生の目的探求や目標達成に

一方、コーチングはカウンセリングほど敷居は高くないというイメージを持たれる方は多いのではないでしょうか。

コーチングとカウンセリングの大きな違いは、コーチングは過去の出来事に原因を見つけにはいきますが、その原因を問題として扱うことは一切しません。

コーチングでは過去の出来事は自分のリソース(資源)として捉えます。そのことがあったからこそ、これからの自分にどう活かしていけるか。という方向に目を向けていけるようコーチは質問していきます。

したがって、自分にとっては一見マイナスと思えることでも、リソースとして見ていくことで、自分はOKなんだと自己肯定感を高めていくことができます。また、自分とは何者なのか、人生の目的探求や目標達成にコーチングは有効です。

車に例えるとするなら、カウンセリングは心にかけているブレーキをはずす役割で、コーチングは自己実現に向かうためにアクセルをふむというイメージでしょうか。ただし、人によってはブレーキをはずしてからアクセルをふんだほうが、効果的に自己実現しやすい場合もあります。

従って、私の行っているセッションは、カウンセリングとコーチングをはっきり分けてはいません。クライアントの状態に合わせて、今どんな手法が適しているかを判断しながらセッションをさせていただいております。

人はなぜ変われるのか

思考・感情・行動のパターンは
自分自身で決断

ここで行っているカウンセリングでは、私たちの性格というのは生まれつきのものではなく、生まれてから育っていく環境の中でいろいろな体験をしながら、一つ一つ決めて作られていくと考えています。

もちろん生まれついてのタイプや資質のようなものはあると思いますが、その資質がどんなふうに伸びていくかはその後の環境の影響が大きいと考えます。

例えば、「つい人に合わせてしまって自分はいつも我慢してしまう」という人がいるとします。けれども、そんなことを思いながら生まれてくる赤ちゃんはいませんよね。ではなぜそう思ってしまうのでしょうか?

それは私たちは育っていく中でこのような思考・感情・行動のパターンを「決断」していくのだということが考えられます。

もしかしたら、「お母さんがいつも大変そうで、いつのまにか自分が我慢するようになっていた」のかもしれないし、「お母さんに嫌われたくなくて合わせるようになった」のかもしれません。そうやって私たちは生まれてから現在までの間にたくさんの経験をし、一つ一つ決断をして今の性格を作ってきたと言っても過言ではないのです。

決断は自分自身でしたものです


自分でしたものだから


自分で手放せる

というのが、ここでのカウンセリングの
基本的な考え方です

二人三脚で、
一緒に解決していきます

けれども、自分一人で手放すことをするというのは、なかなか難しいのが現状です。

なんとなく決断はわかったとします。「よし!こうすればいいんだ!」とうまくいくように考えて、たいていの場合はそれを思考や行動からなんとかしようとします。でも、すでに長い間のクセがついてしまっているせいか、なかなかうまくいかなかったりします。

「頭ではわかっている。けれど・・・」という感じでしょうか。多くの方がこのような堂々巡りで困っています。

そんな自分一人ではなかなか難しい「困りごと」の解決をお手伝いするのがカウンセラーの役目です。

一緒に決断をみつけ気持ちを消化するお手伝いをし、今となっては不都合に働いている決断を手放す瞬間に寄り添い、より自分らしい人生を歩んでいただけるようにそっと見守ります。

カウンセラーが何かアドバイスするのではなく、二人三脚で一緒に解決していきます。

人は変われる


問題は解決できる


幸せになることができる

そのための方法がここにあります